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wab's blog

気やエネルギーなどの状態。と、私事を少々。

ハルミみかん

なんともピタリと形容できる言葉が見当たらないのですが
 
清しさまで感じる
鮮烈なスカッとした感覚の味わえる蜜柑がハルミです。
 
しかもこれは、食べる 一嚙み毎に
身が弾けるようにプチプチと爆ぜる感覚が
なんとも楽しいミカンです。
 
 これの一等級のものは
一個で◯百円などという値段で売られている物もある高級品なのです。
 
よく私たちが食べている温州みかんほとんどが10月から12月にかけて収穫されるものなのですが、
ハルミは年が変わって最も冷たい1月の中旬過ぎまで樹に付いたままにしておきます。
 
浜松の産地では「青島ミカン」を12月20日くらいまでに採取し、
それが終わるとすぐハルミに袋をかける作業なのです。
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上州と並んで遠州(えんしゅう)の空っ風は有名ですが、体温を容赦なく風が奪ってくれるのです。
 
袋がけは、そんな冷たい風の中での作業なんです。
普通の果物は夏の虫や鳥の害を避けるために袋をかけますが、
ハルミや一部のデコポン(不知火)は、霜を避けるために行われるのです。
霜が付くとその部分の組織が壊れて腐ってしまいますから。
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ミカンの袋がけなどというのは
ハルミを知るまでは全く知りませんでした。
 
そして収穫は、もっと冷える1月中旬過ぎなのですから、農家さんもなかなか大変なのです。
もっとも、最近は12月下旬に収穫してしまう農家も増えてきているようなのですが、矢張り 味は違ってきます。
 
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お陰様で私のお願いしている農家さんは要望を受け入れてくださり、
農協出荷分以外の、私や私と共同で購入しているお客様の分だけは
袋をかけて1月中旬以降に収穫してくれています。
 
採取されたハルミは農家さんの通気性の良い、暗い納屋に一か月ほど寝かされることで「追熟」してゆきます。
その間に酸味や雑味の癖がとれ、甘みと酸味の絶妙なバランスが生まれてきます。

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なにせ直径12cmを超える、夏みかんよりも大きなものを幼稚園のチビちゃんが丸ごとひとつ平気で食べてしまうのですから、驚きですよ。
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《食⇔体をもっと知ろう》の一望は waca-jhi's blog 

彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary 

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